おじいちゃんのかわいい孫がアトピーという訳のわからない疾患で苦しんでいました。家族中、打つ手もなく、ただ ただ見守る事しか出来ません。
病院の薬も本当に孫のためになっているのかわかりませんでした。
眠りながらも患部を掻き、血をにじませている孫の姿を見たとき、以前、花の仲間から『欧州で“美肌草”と呼ばれているハーブがある』と聞いたことを思い出しました。
そのハーブ(ローズゼラニウム)を自園栽培し、煎じてお風呂に入れてみると、日々症状が改善されるではありませんか。
もっと手軽に使えるようにと、煎じた液を西沢渓谷の天然水で希釈したものが、ナチュラル化粧水の第1号でした。
こうして生まれたナチュラル化粧品は鉱物油を一切使わず、ハーブエキスを原料に“おじいちゃんの愛情”を常に忘れずに作られています。
「世の中の同じ悩みを持った方にも使ってもらいたい!」と桃畑を買い取りローズゼラニウムを栽培する試みが1999年春から始まりました。
安価な輸入原料に目を向けず、“おじいちゃんの愛情”をしっかり受け継ぎ自分たちで育成、栽培、収穫することによってより「安全・安心・信頼」できる製品をお客様に提供したいと考えています。
収穫した原料は大正4年創業の老舗化粧品メーカーに送られます。「自然の恵みとともにあってこそ生きているお肌はもっとも美しい」というこのメーカーの経営理念はまさに私たちの求めていたコンセプトそのものでした。
約1世紀もの間、愚直なぐらいこの姿勢を貫き通したメーカーとの出逢いもナチュラル化粧品誕生には不可欠なものでした。